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立川高校

多摩に立高あり。

町田市、日野市、調布市、小平市、
八王子市、武蔵野市。

これら首長を数多く輩出した都立
立川高校。地元では「立高」
(たちこう)。

新宿教室の授業前に立高に
行ってみることに。

田園都市線を溝の口で乗り換え、
南武線で立川まで。稲田堤を
過ぎたあたりから、多摩の豊かな
自然。明るい季節。緑が眩しい。

立川駅南口からモノレールに
沿って大通り。しばらく歩いて
左に曲がると、見えてきました、
立高。

正門入ってすぐ左が格技館。
右が体育館。目の前に校舎が
あります。外壁はどれも
タイル張り。

グラウンドが広い。都心の都立
高校では考えられない広さ。
部活動も思いきりやれそうです。

校舎に入ると、すぐ左に
生徒たちの制作した油絵。

廊下が広い。ちょうどチャイム鳴って、
女子一群が格技館から校舎へ
戻ってくるところ。走って通りすぎ
ました。体育の授業が延長
したのでしょう。

受付すませて学校を一とおり
回って、正門から出ようとすると、
向こうから今度は男子一群。

チャイム鳴ってしばらく経って
いるのに悠々と。すると、そのうちの
一人がなにを思ったか
大きな声で私に。

コンチハ!

府立二中を前身とします。設立は
両国と同じ1901年(明治34年)。

数字の若さが名門を物語ります。
けれど、明治のこの頃、中央線は
通っていても、立川はまだ原野
だったはず。

二中の頃から自由が重んじられる
校風。今も校訓は「自主自律」。
生徒に自分で考えさせます。

1950~60年代、立高は東大合格者
を20名ほど出す全国ランキング20位
くらいの高校。日比谷、戸山、西には
及びませんでした。

都立高校凋落によって立高も低迷。
多摩トップの座を私立桐朋高校に
奪われてしまいました。

2000年代になって立高も動きだし
ます。授業時間を65分に。生徒の
集中力を鍛えました。

今年度から再び50分授業に。
立高と言えば65分授業が売りだった
はず。なぜそれを元に戻した
のでしょうか?

受付で理由を聞きたかったの
ですが、結局聞けませんでした。

昨年度実績で東大2名。
早大98名。慶大32名。

てんとうむし
ladybird

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いいブログ。

読めますねえ。
これからもこう云う記事を待っています。
よろしくお願いいたします。

授業時間が50分に戻ったことについて

授業時間が65分から50分に戻ったことについて返答します。
それは紛れもなく校長、副校長の交代にあります。
三年前、内田校長の定年退職と副校長の移動により2TOPが入れ代わる形になりました。時を同じくして、立高の進学実績の低下により教育委員会から何かしらの介入があるのではないかと生徒の間で噂されていました。
案の定、入れ代わった校長が集会の終わりに突然授業時間の変更を宣言しました。生徒はもちろん、父母、その他の先生に相談無しの発表だったらしいです。
流石に立川高校の歴史をその一言で変えられたくなかった生徒の一部で反対運動を起こしました。しかし、それが10.11月だったので三年生の受験により反対集会を開く人数が足りなく、結局うやむやにされたまま授業時間の変更に至りました。

外面的な変化だけでなく、立高の伝統を知る先生方が次々と移動になり学校全体として寛容だった雰囲気から規制などが入ってる様な気がします。つまり、ここ数年の間で立川高校はただの都立進学高校に変わりつつあります。自由な校風で個性を尊重してきたのにも関わらず学校として凡庸になることは学校の危機と感じます。ただ、立高生であるならばいかなる環境であっても自分らしく生き、いざとなれば行動を起こし改善していく力があると思います。
それゆえさほど心配はしておりません。ただ大人たちにより生徒が…
まぁ、これくらいにしときます。
立高の卒業生としての過保護な主観で語っているため、客観的に見て情報が無意味だと思うなら気になさらないでください。ただこれが自分から見た立川高校です。

立高

花いっぱいさんの
母校に対する愛情がヒシヒシ伝わってくる文章に感銘をうけました。

先生の記事と、花いっぱい氏のコメントを合わせ読むと、
何だか立高の過去から未来への道程が、思い浮かぶようです。

エールを送ります。
立高生のみなさん、どうか頑張ってください。
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