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外国為替資金・特別会計(2)

アベノミクスが始まる前、外為特会には百兆円ほどの資金がありました。
何年も続いた円安を是正するため、実施された 円売り、ドル買い。
このドル買い介入で、たまったドル資産。ほとんど米国債。

この外為特会の資金を「外貨準備」と呼びます。日本には、百兆円の
外貨準備。けれど、この資金はドル買い介入で、できたもの。本来、
外貨準備とは、自国通貨が売り叩かれる状況に備える資金。

そんな心配のない先進国には、外貨準備は、ほとんど必要ありません。
アメリカは基軸通貨ドルを発行できますから、外貨準備の必要はなく、
日本にしても、円は危機が起きるたびに、買われる通貨。
市場の信任は厚く、揺らぐことは、ありません。

ただし、外為・特会の米国債・売却については、多くの障害があり、今まで
手つかずのまま。しかし、アベノミクスの三年間、円安が進み、
外貨準備高も、円建てで上昇。二十兆円の利益が発生。

アベノミクス最大の受益者は、実は、日本政府。トヨタ自動車でさえ、
二十兆円の利益を三年間で、出せてません。

消費税・再増税を検討するほど、財政が苦しいなら、せめて、
この二十兆円を活用しよう、という声が出てきても、フシギではありません。
しかも、円安による利益ですから、米国債を売る話でも、ありません。

昨年末から、ようやく大手メディアも、外為特会の利益について、
報道し始めました。この二十兆円は、いわば「埋蔵金」。
活用しない手はありません。

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