FC2ブログ

北朝鮮、ノドン・ミサイルを発射

オランダ・ハーグで開かれた日米韓・首脳会談。北朝鮮問題について、
話し合われました。時を同じくして北朝鮮が日本海にノドン・
ミサイルを発射。首脳会談に水を差す行為として報道されてます。

けれど北朝鮮ウォッチャーの間では、今回のミサイル発射は、
中国への牽制という見方が有力。発射地点はピョンヤン北にある
スイチョン。この土地に固定式のミサイル発射台はなく、
移動式・発射台が使われた模様。

移動式なら、日本海側に持ってくればよさそうなものを、
そうしませんでした。この発射が日本海・方面とは別な場所への
威嚇であることを強く示唆します。1000㎞の射程を持つノドンを
650㎞の地点で落下させたことからも、日米韓を
照準としてないことは明らか。

日本のマスコミは全く報じませんが、現在、北朝鮮のこうした動きに
中国は何もできなまま、いちいちイライラ。核カードを使いながら、
小国が大国を手玉に取る、北朝鮮、お得意の瀬戸際外交です。

花
sweetness

大舘鳳鳴高校

秋田県・北部の大館市。人口・八万人弱の小さな街。ここに明治期、
旧制・秋田二中が設立されました。秋田二中はその後、大舘中学となり、
戦後、大舘鳳鳴高校という雅(みやび)な名前の県立高校に。
「おおだて ほうめい」と読みます。もちろん男女共学。

秋田では秋田一中、秋田中学の伝統を持つ秋高(しゅうこう)が
断トツの進学率。大舘鳳鳴は秋高の陰に隠れて、なかなか
存在感を出せずにいます。進学実績としては弘前大、
秋田大にそれぞれ二十名程度。

とはいえ鳳鳴。東大には毎年、一人のペースで合格者を出してます。
ということは鳳鳴でトップに立ってれば、東大も狙えるわけです。

まさに、そんな男子が今春、渋谷教室の春期講習に現れました。
満を持して、東大クラスを受講。駒場東邦、桐朋、都立・西、
並み居るライバルに引けを取らず、五日間、受講。
ライバルたちは「アイツ、どこの高校だろう。」

大館から東京まで出て来るのはタイヘン。けれど、だからといって
ボケッとしてたら、情報が入らないまま。やみくもでトンチンカンな
勉強が待ってるだけ。よし、それなら、と思って上京した鳳鳴・男子。
その意気込みや、よし。私もシッカリ応えねばなりません。

五日間、普段とは全く違う授業に接した彼。目が開かれたことでしょう。
利発な青年なら、適時のアドバイスで、あとは伸びていくもの。

本科で鍛えてあげられないのは残念ですが、それは仕方ありません。
夏には再び、来塾することでしょう。その時、どれくらい
彼が伸びてるか、今から楽しみです。

八重桜
spring

国際中等教育学校

練馬区・大泉にかつてあった東京学芸大学附属・大泉校舎。
今は国際中等教育学校。帰国生、一般生が半数になる校舎。

一般生枠で入学した女子が池袋教室に来ました。昨春のこと。
最初はクラスについていけず、授業前にノートを持ってきて、私が添削。
その後、そのノートを使って授業を受けてました。

当てられ、答えられなくてもヘタレなかった彼女。授業後もすぐに帰らず、
自習室へ。本気で受験に取り組みました。そして今回、千葉大・
園芸学部に合格。私にはずっと北大でバイオを勉強したいと
言ってましたが、最終的には、家から通える千葉大にしたとか。

塾に来始める時の学力など、実は、どうでもいいこと。心の強さと
継続力さえあるなら、現在の実力差など、どうとでも挽回、可能。
最後はスキルでなく、マインドの勝負。そのマインド力で、
彼女は合格を手にしました。敬服せずにいられません。

首都圏で本格的に開き始めた桜。恐らく、今日くらいが見ごろ。
すっきりした青空に恵まれ、彼女には、ひときわ美しい桜に
見えてることでしょう。

桜
cherry blossoms

学習院・高等科(6)

高等科・男子が二人、渋谷教室に来ました。合格報告です。
一人は東工大・第一類、もう一人は慶大・法。どちらも第一志望。

しかも第一志望だけでなく、聞いてると、第二志望の私大も、
ほぼ全て合格したとのこと。こうなってくると、彼らの受験も、
「大成功」と呼んでいいでしょう。

高等科・生徒は希望すれば全員、学習院大に進学できます。
けれど、他大学への進学を希望して、毎年、数名の男子が
塾の扉を叩きます。昨年も二人の高等科・男子が揃って
慶大への進学を決めました。そして今年の二人。
良い流れができつつあります。

リスクなきところ、リターンなし。未来を見据える男子が
リスクを取らずして、どうする。それを身をもって示してくれた
高等科・男子。十一月、学習院大への進学・辞退届を
提出する時にも、躊躇はありませんでした。

大学生になったら、少し高級な食事をしたいという二人。
分かりました。風薫る五月、自由が丘か田園調布で再会しましょう。
店は私が選んでおきます。今よりも一回り、大きくなった
青年たちが私の前に現れることでしょう。

梅
readiness

湘南高校(6)

お久しぶりです。

渋谷教室での休み時間。見慣れた男子。けれど少し大人になって。
昨年、横浜教室の教え子。それが今、渋谷に。
 
一年前、一橋を目指して国立クラスに在籍。一年間、ずっと受けてました。
直前講習が終わっても、添削課題を持ってきたものです。そんな彼。
合格報告には現れず、どうしてるのかな、と思ってました。
そして。

一橋の商に受かりました。

一年間、浪人したようです。第一志望をあきらめず、努力を続け、
今回の栄冠を手にしました。けれど一年間、辛くなかったのでしょうか。

なんか、自分が広がった気がしますね。

舌足らずですが、言いたい意味は分かります。現役の時より、
知識が増えたこと、視野が広がったこと、何より、いろいろ考えたこと。

商学は文系学部の中でも最も面白い分野。法律と金融の接点を
扱うからです。それは社会で即、必要とされる学問。
学部を選ぶ、彼の目は確かです。

いざ、合格を決めてみると、心に浮かんでくるのは塾の勉強。
そう。現役で結果を出せなくても、塾の勉強は、決して無駄には
なりません。こうして合格してみて、彼もそれを実感し、
一言、言いたくて、わざわざ来塾してくれたのでしょう。

一年間の雌伏を経験した湘南生。今、飛び立とうとしてます。
その前には、より大きな世界が広がるでしょう。
狭い場所から飛び立った場合よりも。

幻
late March

愛光学園高校(6)

愛光・男子が塾で知り合った女子二人を連れて渋谷教室に。
浪人が決定してますが、何のその。女子二人を呼んで
塾に乗り込む気合いは十分。

駿台で浪人すると決めたようです。現役で一定程度、勉強した
彼にとって、確かに、他に選択肢もないでしょう。とはいえ、
塾には、たまに顔を出したいとのこと。ビシッと言ってくれる、
甘やかさない誰かを必要としてるのでしょう。

先生が、その役割、やって下さいよ。

口に出さない彼の言葉が聞こえます。分かりました。私が一年間、
引き締めてあげましょう。時間の流れがダレてきたら、
いつでも来て下さい。

桜
cherry blossoms

女子学院高校(5)

アタシが焼いたケーキだから。

なんとJG生がパウンド・ケーキを焼いて、もってきてくれました。
ラップに包んで、袋に入れて。どこで作り方を習ったのでしょう。

本科は新宿教室で受けてました。けれど初めて出会ったのは昨年の今頃。
ここ渋谷教室。文法・読解と続けて。そして一年間、文法・読解。
それで今回の合格。パウンド・ケーキはそのお礼だと。

学習院大に進学します。文学部・教育学科。できて二年目。
彼女は二期生。一学年は五十名ということだから、
全員と知り合いになれるでしょう。

とかく東大進学が話題になるJG。でも彼女のように私大に進学して
堅実な道を歩く人も。この多様性こそ、JGの強み。
みんながガリ勉ではありません。

おとなしい彼女。進路は初等教育ということですから、
将来をよくよく考えたのでしょう。未来は自分で掴まないと、
向こうからやって来てはくれません。その一歩を
踏み出したJG生。その姿は眩しいばかりです。

春
transparency

田園調布雙葉高校(9)

渋谷教室の自販機前。お茶を買おうとコインを入れてると、田雙生。
何だか嬉しそう。合格したようです。聞いてみると早大・政経への進学を
決めたとか。早大・商にも受かったということですから、実力は本物。

政経に受かると思ってなかった。

自分でもビックリしてる様子。とはいえ合格は合格。努力の賜物。

毎年、五名ほどは来る田雙生。今年は彼女ひとり。
というわけで私も力を入れました。それが報われた形。

けれど、そんな彼女の受験も平坦だったわけではありません。
秋には思わしくなかった模試の結果をもって相談に来ました。
過去問・演習をするように薦めた私。それが奏功。今、
振り返れば、あんな不安も受験のプロセスの一つ。

今までは田雙(でんふた)という囲いこまれた場所で、安心して
過ごした時間。けれどこれからは早大という魑魅魍魎の世界。
その変化をこそ、彼女は望んだはず。準備され、拍手まで
用意されてる舞台では面白くも何ともありません。

これからは自分で舞台を作り、自分で演じ始める時。その時、
早大が恰好のプラット・フォームとなってくれるでしょう。

水族館
aquarium

雙葉高校(5)

渋谷教室での春期講習。初日の休み時間に雙葉生。今年、
雙葉生は彼女ひとり。ここは、ぜひとも受かってもらわないと。
けれど。

浪人することになりました。

ペコッと頭を下げました。聞いてると、第二志望の国立大には
後期試験で合格したとのこと。そこを蹴ってもう一度、チャレンジ。
あくまで第一志望にこだわります。

リケジョを目指す女子。確かに長い将来を考えれば、ここはひとつ、
自分がホンとにやりたいことにこだわるのも、ありでしょう。
しかも、現役で一定程度の学力はついたのだから、来年は
けっこう楽に第一志望を突破できるはず。

小説とか、読んでみたら?

受験と関係ない書物に手を伸ばす時間だって、
あるかもしれません。私はそう伝えました。

案外、サッパリして浪人生活を迎えるよう。これから始まる一年間が、
人生の大きな土台になることを、若いながら、予感してるから。

合格報告より、何倍も価値ある今回の報告。来年、目標を達成した時、
逃げずに現実を見つめたことの価値を、噛みしめることでしょう。

紫
purple

青高、大躍進!

青高の進学実績が発表されました。ここ数年、国立大には、ほとんど
進学者を出せなかった青高。それが今年、国立大に多数の合格者。
東大3名。京大2名。一橋12名。東工大5名。外語6名。
戸山にも匹敵する数字。一橋・合格者では日比谷を凌駕。

行事や部活で忙しい青高生。けれど時間を縫って勉強し、
結果を出しました。その結果は、勉強ばかりの東大合格より、
遥かに価値があります。後輩たちがそれを見てないはずありません。
青高の今後に注目しましょう。

タンポポ
dandelion

六甲学院高校

バカッコイイ。

こんな言葉がピッタリ当てはまる六甲生。センス良い若者を輩出。
そのカッコよさは、神戸の男子・進学校の中でも群を抜いてます。
設立母体はイエズス会。その点で神奈川の栄光学園と似てますが、
ここ六甲では、勉強ばかりの六年間ではありません。

要するに六甲生、栄光生より遥かにカッコイイ。
その理由がどこにあるのか、知りたくなりますね。

学院全体として、オシャレ講座を用意してるわけではありません。
というより、オシャレ講座とは一見、真逆のことを生徒たちに課し、
六甲生も、それを当たり前のこととして受け入れてます。

それは、なんとトイレ掃除!

毎日、当番でトイレ掃除。汚れても大丈夫なように上半身は裸、
白い短パンに着替えてゴシゴシ。手で便器を持ち、顔を近づけ、
便器の隅々まで磨きます。しかも、それを結構、楽しそうに
やってるのだから、しつけの力は偉大。

トイレだけでなく、教室、廊下、六甲学院の校舎は、
どこを歩いてもピッカピカ。落書き一つありません。

設立して七十五年の六甲学院。トイレ掃除は「訓育」の一環として
ずっと続けられてます。最も汚れやすい場所を、最も清潔に保つこと。
これこそカッコイイ男子の極意であることを、六甲生は六年間、
知らず知らずのうちに体得していくわけです。

六甲では「中間体操」といって午前中、二限と三限の間に二十分間、
中高生が一緒になってグラウンドを走ります。上半身は裸。

六月の体育祭。六甲学院のメイン行事。トリは全校生による
「総行進」で、全員で一つの絵を描きます。この時も、
上半身は裸。心身鍛錬は徹底してます。

六甲山系の中腹にある校舎は、最寄りの阪急六甲駅から歩いても
二十分の上り坂。けれど、こんな通学路も自然に足腰を鍛えてくれます。
要するに、六甲に六年間、通うだけで、清潔な心と丈夫な体が
養われるわけです。

高い場所にあるだけに、五階の学習センターからの眺めは抜群。
高校生は夜・八時まで在校できますから、神戸の夜景を見ながら、
勉強するという、これも絵になる学習環境。

京大に毎年、二十~三十名の合格者を出す進学校でありながら、
そんな進学実績を売り物にせず、掃除徹底と心身鍛錬を誇りとする
六甲学院。どうりでカッコイイ男子を輩出するわけですね。

虹
rainbow

カリタスの卒業生

横浜教室でアルバイトをしてる女子。カリタスの卒業生。
四年間、塾で働いて今春、卒業。

私の教え子ではありません。けれど、彼女が大学に入学して、
塾で働き始めてから、何となく話すようになりました。教え子たちとは、
長くても二年間ですが、彼女は四年間いたわけですから、その二倍。

四月から教員に内定してる彼女。塾での仕事を続けたのも、
将来に役立つと踏んでのことでしょう。確かに、塾は学校と違って
ホーム・ルームも家庭訪問もありませんから、学習効率の最適化が
追及されます。アルバイトとはいえ、彼女もそれを学びました。

さあ、これからは君が教壇に立つ主役。最初は失敗続きのスタート。
けれどその失敗から、どれだけ学べるかで、将来の
羽ばたきが決まります。ガンバりましょう。

白
spring white

加古川東高校

JR神戸線・加古川駅。六番ホームまであります。一日の乗客は
二万二千人。姫路から京都まで走るクリーム色の新快速も、
もちろん止まります。

ブルーの駅舎。一級河川・加古川を現してます。この川は古より
東播の地を潤してきました。今も街のシンボル。南口を出た所にある
緑のオブジェ。これも清流をイメージ。川は市民生活の隅々に浸透。

南口から歩いてすぐの所に県立・加古川東高校はあります。
加古川のトップ校。とはいえ東高。西播の雄、姫路西高校の陰に隠れて
長い間、存在感を出せずにいました。けれどここにきて、全国的に
注目される高校に変身。このブログでも紹介しなくてはなりません。

まず進学実績。昨春・実績では京大12名。阪大27名。神大・17名。
岡大20名。姫路西と比べても遜色ない数字。というより姫路と
加古川の人口比を比べれば、より健闘してると言えるでしょう。

勉強だけではありません。東高、部活動がスゴイ。運動部で特筆すべきは
陸上競技部。インターハイの常連で、国際大会に出場する選手まで。
オリンピックが噂されたりもする、という話ですから、
これはハンパではありません。

そして野球部。八年前の平成十八年、夏の甲子園・兵庫大会で
東洋大姫路、報徳学園、神港学園と並び、ベスト4に進出。
あと二つ勝てば夢の甲子園でした。

ちなみに平成二十三年・春のセンバツには、県立の加古川北高校が出場。
なんと初出場でベスト8まで進出。甲子園での公立高校ブームに
一役買いました。東高・野球部もこれに大いに発奮。
士気は上がってます。

文化部に移りましょう。東高・文化部では、何と言っても地学部。
地学部と言えば、普通、オタクっぽい男子部員が三名ほどで、
地質旅行に行くのが関の山。

けれど東高・地学部。部員の興味を尊重し、自由にやらせた結果、
高校生の範囲を全く超えた活動を展開。やがてそのレベルは
専門家の注目を集め始め、日本生物学会、日本化学学会、
日本環境学会で発表するほど。

部員も四十名超。しかも男子より女子が多いというのだから、
部に活気が出るのも頷けます。これもあって加古川東、二年前から
文科省のSSHに指定。地学部が学校全体をリードした形に。

今は地学部。科学的な発表を英語でできるように、練習してるとか。
加古川にいて、世界を見据えてます。

NHK大河ドラマ「黒田官兵衛」の舞台となり、鼻が高い播州。
けれど長引くデフレで加古川の街はスッカリ疲弊。駅の南はともかく、
北はサビシイばかり。もっと神戸や姫路、明石から人を呼ぶ魅力を
出さねば。清流だけでは、一回来て終わりです。

そんな加古川が街を挙げて期待する東高。確かに若者の力は無限。
近くには高砂の白陵を除いて、有力な私立高校もありません。
東高にとっては、飛躍のチャンスです。

春
future

横田夫妻、キム・ウンギョンさんと面会(2)

ひ孫を抱きましたが、重くて。

そう言って相好を崩す横田夫妻。今までの苦労が尋常でなかっただけに、
喜びもひとしお。今回の面会は間違いなく良いニュースです。

肝心のめぐみさんの消息については語られませんでした。けれど
北朝鮮ウォッチャーの間では、夫妻に何らかの情報が
もたらされたのではないかという説が流れてます。

日朝関係は大きく動きそうです。今までの課長レベルから、
局長レベルに引き上げて、会談が続行されることになりました。

中国との交渉役だったNo.2を粛清し、中国を激怒させた北朝鮮。
日本との友好を求めてきたのも、その危機感の表れ。日本にとっては、
拉致問題を解決する千載一遇のチャンスです。

廊下
hallway

札幌北高校

地下鉄・南北線の北二十四条駅。札幌市・北区。一番出口を出て、
しばらく歩くと北区役所。通り過ぎましょう。もう少し歩きます。
すると、たくさんの官舎。そこを右に曲がれば、
札幌北高校。隣には聾学校も。

正門から見える校舎は新しい。聞けば、八年前に新築されたとのこと。
白い四階建てで、茶色に縁どられた正面玄関を入ると、床がピカピカ。
滑って歩けます。

入って右が三年生の一~四組。階段を上がって二階に三年生の五~八組。
二階・左は大きな職員室。そして三階が二年生の八クラス。
四階が一年生の八クラス。眺めの良い四階を一年生が独占。

明治三十五年に設立された札幌高女が前身。戦後に男女共学の
道立・北高に。校訓は「寛容・進取・良識」。同じ道立の南高、
西高とは違い、北高では制服着用。男子は学生服。女子はセーラー服。

勉強に力を入れる北高では六十五分・授業。それが一日に五コマ。
これはかなりな量。その努力は進学実績に如実に表れてます。

昨春・実績では北大126名(医・4名)札幌医大9名。旭川医大5名。
本土の大学では東大5名。一橋6名。東工大4名。良い数字です。

部活動では合唱部が秀逸。普通の高校では、合唱部なんて地味に
終わるものですが、北高では違います。五十名を超える部員が在籍。
女子だけでなく男子も。毎年三月にKITARA大ホールで行われる演奏会。
合唱曲だけでなく、J-POPをメニューに混ぜたりしてるのだから、
この合唱部、相当の実力。

さて北高。メインの行事は七月の北高祭。行灯行列と校内行事。
ねぶたを模した大きな行灯を各クラスで制作。三日間に亘って
北区を練り歩きます。女子もこの日だけは、制服でなく浴衣。

一方、体育館で行われる校内行事。演奏、ダンス、そして奇妙な
パフォーマンスまで。全身を緑に塗った男子グループが
登場するのだから、要するに、何でもありなのでしょう。

札幌には面白い道立高校がたくさん。東京にいては、なかなか
分からないですね。このブログでも、これからドンドン紹介しましょう。

空
warmth

春・横浜の一橋クラス

横浜教室で新年度がスタート! 春期講習です。受講者は七名。
三学期はずっと三名でやってましたから、少し増えました。とはいえ、
せめて十名は超えてこないと、本格的な切磋琢磨にはなりません。

昨年から持ち上がりの人が多いクラス。この春から来始めた人は
タイヘン。ましてや四月以降に入ってくる人は・・・

塾の宿命ですが、遅れて入ってくる未習の人に合わせることはできません。
一度、走り始めたなら止められず「あ、もう一度、戻るから」は不可能。
繰り返しの回数を増やすくらいがせいぜい。

受からない十名の受講者より、一名の合格者。

分かりやすく言えば、こうなるでしょう。もちろん早い段階で実力者が
多数、揃うことこそベスト。一学期のうちに、そのレベルに
もっていきたいですね。私の腕の見せ所です。

ウサギ
rabbit

パーマストン

十九世紀、大英帝国の絶頂期に政治を取り仕切りました。
アヘン戦争、クリミア戦争、アロー号戦争の背後には、
このパーマストンがいたことになります。

150px-Portrait_of_Lord_Palmerston.png
foreign minister

十九世紀・前半、三十年間ほどはトーリー党(保守党)が
イギリスの政権を担当。パーマストンはこの頃、語学が堪能な
政治家として頭角を表しました。そして1830年、政権がホイッグ党
(自由党)に移行。パーマストンはこのホイッグ党・政権で
大臣の役職に就きます。

以降、1865年に亡くなるまで三十数年間、野党時代を挟みながら、
外相、首相、内相を歴任。ビクトリア時代のイギリスを支えました。

当時の欧州はパワー・バランス外交が本格化した頃。パーマストンも、
大英帝国の強大な軍事力を背景にしながら、極力それを使用せず、
外交の駆け引きによって落とし所を探る外交手法を展開。

オーストリアのメッテルニヒという好敵手にも恵まれ、
パーマストンは時に反目し、時に和解しながら、
欧州の覇権を競いました。

この抑止力・外交により、ナポレオン戦争後、疲弊した欧州に、
数十年間の平和が訪れました。私たちがこの歴史から、
学ぶべきことは少なくありません。

一方、欧州以外では典型的な「砲艦外交」を展開。植民地反乱には
容赦しませんでした。またアヘン戦争、アロー号戦争で、
弱体化した清に理不尽な戦争を仕掛けます。

ロシアとのクリミア戦争でも、最後まで強硬姿勢を崩さず、
戦いは結局、英仏の勝利に。

パーマストンの死後、欧州は一気に不安定化。普墺戦争(1866)
普仏戦争(1871)など大きな戦争が発生し始め、やがては
二十世紀の世界大戦へとつながっていきます。

湘南白百合学園高校

JR東海道線・大船駅。東京や横浜から鎌倉へ行く時の玄関口。
大船駅からはレールの下を走るという、少し変わったモノレールが
江の島まで出てます。乗ってると、湘南の穏やかな風景。
やがてモノレールは片瀬山駅に。ここで降ります。

静かな住宅街。お屋敷とまでは、いきませんが、瀟洒な家が並び、
鎌倉の資力を見せつけてます。雨模様の日。途中で道が分からなく
なりました。すると前から傘を差した白百合生。
道を聞いてみました。すると。

そこを右へ曲がって、降りて行った所です。

歩いて行くと、はたして湘南白百合学園。中高一貫の女子校。
九段にある白百合学園の姉妹校。襟の百合マークや、三本の白い線が
二つ並ぶネクタイは同じ。けれど両校の間に、ほとんど交流はないようです。

正門から校舎まで、今度は上り坂。上がるにつれて、視界が開けます。
校舎は丘の上にありますから、晴れてれば、海を見渡せ、鳥の囀りに
溢れるとか。来る日を間違えてしまいましたね。

やがて見えてきた校舎。ひっそり立つマリア像。目立たず
置かれてますが、この像こそ湘南白百合のシンボル。

校訓は「従順・勤勉・愛徳」。間違っても、ずれた女子は
輩出しない校風。カトリック教育が六年間、貫かれます。
朝礼では讃美歌。そして聖句。聖書から取られた聖句が、読まれます。

一学年は百八十名で四クラス。クラスの名前は菊、梅、桜、百合。
穏やかな校風のため、これといった行事もなく、あえて言えば球技会。
湘南の海と潮風に囲まれて、静かに六年間が過ぎていきます。

進学実績も穏やかなもの。国立大・進学はほとんどなく、
早慶かMARCH。でないなら女子大。ガツガツ勉強する校風でもありません。

四年ほど前、私のクラスに白百合生がたくさん来ました。
学校について聞いてると。

学校では、スモック着てるんだヨ。

朝、登校すると制服の上からスモックを着て、授業を受けるとか。

じゃあ、今度、スモック来てきてよ。

冗談で言ったつもりでした。すると翌週、白百合生・全員が
スモックで登場。思わず笑ってしまったものです。

湘南のキラキラした海。その潮風と緑に囲まれて過ごす六年間。
何も起きなくても、愛おしい想い出になることでしょう。
彼女たちも、そのことは分かってるらしく。

娘ができたら、湘南白百合に通わせたい。

鎌倉や藤沢に住んでる女子なら、通いやすい学園。
ただし、併設・小学校からも進級してきますから、
中学からの募集は六十名。心に止めておきましょう。

小鳥
nature

富士高校

一年間、渋谷教室に通った富士高・男子。そんな彼に、
私は富士高について、聞いたことがあります。けれど気のない返事。
これはやっぱり、自分で見に行かなくてはなりません。

JR中央線・中野駅。南口からは京王バス。中野通りを南に走ります。
やがて富士高校前。降りて通りを渡れば、富士高校。

その日は雪が降り始め、寒い。グラウンドでは野球部員の元気のいい声。
彼らを右に見ながら、私は正門から玄関に向かいました。

二階まで続く階段。何でも「シンデレラ階段」だとか。
けれど、こんな雪では「シンデレラ」も何もありません。
そそくさと校舎に入って、受付をすませました。

戦前は府立・第五高女。戦後に男女共学の富士高校になりました。
ちなみに第一高女は現・白鴎高校。第二高女は現・竹早高校。
第三高女は現・駒場高校。第四高女は現・南多摩高校。

学校群制度の時代、富士高は西高と同じ群。当時、
都立トップ校だった西高は人気抜群。けれど学校群制度の結果、
西高に行きたくても、富士高に生徒が流れました。都立高校が
平準化されたわけです。富士高は東大・合格者を三十名ほど出す名門に。

この時代、都立・青高も戸山からの受験生を吸収し、東大・合格者を
多く輩出。どこの都立高校も平均して学力が上がるなら、
学校群制度も、そう悪いものではなかったはず。

しかし平準化は結果的に、都立高校・全体の凋落を生んだだけ。
学校群制度が長引くにつれて、富士高も東大など行けない高校に。

とはいえ富士高。早慶ならば十~二十名の合格者を今も出してます。
もちろん塾に来るのも、そのレベルの生徒たち。

第五高女の時代からの伝統で、今も冨士高では朝、登校後、
朝学習と一分間の瞑想、そして五分間の書写。部活動でも
薙刀(なぎなた)部が強く、インターハイには毎年のように出場。

現在は附属中学も設立し、中高一貫教育を目指してます。
とはいえ小石川や九段の中等教育学校とは違って、高校から
入学することも可能。それは受付で念を押して確かめました。

中入生が制服であることから、ずっと私服だった富士高でも、
制服が義務づけられるようになりました。これが良いことか、
悪いことかは、私には判断できません。

文化祭を見に来たいな、そんな気持ちで校舎を後にしました。
雪はさらに強くなり、野球部員たちももう、グラウンドには
見えません。部室に避難したようです。

さあ、雪がこれ以上、激しくならないうちに渋谷教室に
行かねばなりません。乗ってきた路線で、再びバスに乗れば、
渋谷駅・西口まで連れてってくれます。急ぎましょう。

初春
March

函館中部高校

白楊魂。

正門を入ってすぐに目に入る三文字。大きな石に刻まれてます。
北国では早春の光が眩しい。石の向こうに四階建ての校舎。
校舎というよりギリシア神殿の佇まい。大きな円柱が
いくつも並びます。入ってすぐの受付で聞いてみると、
やはり函館らしく、芸術的な校舎にしたとか。

道立の函館中部高校。地元では「函中」(かんちゅう)あるいは「中部」。
市電・千代台前から公園を背に歩くこと五分。ここに辿り着きます。

前身は函館中学。設立は1895年(明治28年)で道内では最古。
北海道の明治維新は函館から始まったわけですから、これも当然。
来年は百二十周年。記念行事が予定されてます。

文武両道が徹底。中部生には一年間、勉強だけでなく体を鍛える行事が
目白押し。五月の耐久レースに始まって、八月に水泳大会。
九月に体育大会。そして十一月には柔道大会まで。

こうしたトレーニングのかいあって、中部は全国的に活躍する選手を輩出。
昨年、陸上競技部、水泳部がインターハイに出場。
陸上競技部は五年連続で出場してます。

中部では今、医学部に進学する生徒を増やすべく努力。
全学年を対象に地域医療・体験事業。二年生ではメディカル・
キャンプ・セミナー。三年生では医進類型クラスの設置。
道内の医大から教員を招いて講義を行うことも。

とはいえ、まだ具体的な成果は出ておらず、札幌医大や旭川医大に毎年、
一名か二名の合格者。進学先として最も多いのは、青函トンネルを通って
一時間半の弘前大。二十名ほど。ちなみに北大には十名程度です。

維新はここから始まったのに、道庁は札幌に取られてしまった函館。
伝統を背負った中部生への期待は絶大。私たちも応援しましょう。

春門
spring gate

中国のシャドー・バンキング(2)

中国の地方政府には債券発行権がありません。しかし資金を調達しないと、
中央政府から出される成長目標を達成することは不可能。

そこで地方政府は「融資平台」という金融機関を設立して、
民間から資金を募り、その資金を不動産投資に回し、
成長を維持してきました。

ところが中国らしく、需要を全く考えない不動産投資だったため、
各地に「鬼城」と呼ばれる、誰も住まないゴースト・タウンが続出。
もちろん利益を上げて資金を回収することも、できません。

そして次のプロジェクトのための資金を募り、それで次の成長を
達成するという自転車操業。融資平台の債務不履行(デフォルト)は
数年前から囁かれてました。

そして今月行われた全人代。李克強・首相は「全ての融資平台を
救済することはできない」と発言。投資家はそれをシャドー・バンキングの
行き詰まりと判断。株価が下落し、世界に波及しました。
日経平均も四営業日で、1万5000円台から1000円ほど下落。

中国は独裁的な手法も可能な国ですから、ひょっとしたら、
ウルトラCでシャドー・バンキングの問題も解決してしまうのかも
しれません。いずれにせよ、その解決には痛みが伴います。

春白
spring white

札幌西高校

札幌の高級住宅街と言えば、円山公園の周辺。円山、宮の森には、
お屋敷が立ち並びます。辺りには美術館も多く、文化も充実。
そんな場所に札幌西高校。札幌で一番、面白い高校はここでしょう。

戦前は札幌二中。設立は1912年(明治45年)で、二年前に
百周年を迎えました。戦後に男女共学の道立高校に。

北海道で進学実績トップは、何と言っても南高。西高は後塵を拝します。
しかし行事No.1は西高。勉強ばかりの南高を遥かに凌駕。というより、
東京、大阪でも、ここまで行事が充実した高校は珍しいでしょう。

地下鉄・西二十八丁目駅から歩いて十分ほど。西高という名前でも、
中央区ギリギリの場所。正門から見る校舎は三階建てで新しく、
大きな窓から日差しが一杯に差し込みます。玄関を入って
すぐのアトリウムは、なんと上まで吹き抜け。
これは明るい。

六月の運動会、七月の西高祭が行事のメイン。運動会前には
「お弁当スペシャル」という変わった行事も。

全校生がアトリウムに集合。みんなが見守る中、生徒会に届け出た
男子数名がそれぞれ、意中の女子に「お弁当、作って下さい!」。
OKなら大拍手ですが、断りの場合も多いとか。

そして始まる運動会。一学年・八クラスで全学年・二十四クラス。
それが三つの団に分かれて競います。

翌月の西高祭。学校隅の駐車場で二カ月かけて作った行灯が西高を出発。
札幌の街を練り歩きます。普段は私服の西高・女子も、この日は浴衣。
男子も浴衣かTシャツ。夜になると行灯が点り、途端に幻想的。
札幌の道立高校は行灯が好きなのか、北高でも行事に行灯を
取り入れてます。

北大に毎年、百名以上の合格者を出す西高。けれど行事に
彩られた高校生活。引っ込み思案で、いつも後ろに座る人も、
アハハと笑って、三年間、過ごせるでしょう。

この四月からは新しい西高生が門をくぐります。そんな新入生に
「西高ワールド」を見せんと今、先輩たちが準備してるはずです。

春
spring

横田夫妻、キム・ウンギョンさんと面会

モンゴルで行われた、日本と北朝鮮の赤十字会談。外務省・課長も
出席したこの会談は、重要な意味を持つと当初から言われてました。

そして土曜日、この会談で横田めぐみさんの両親・横田夫妻が、
めぐみさんの娘キム・ウンギョンさんと面会したことが明らかに
なりました。めぐみさんの夫とされる人物も同席。

2002年(平成14年)9月の小泉・訪朝時、北朝鮮は「めぐみさんは自殺」
と通告してきました。けれどその後、遺骨として手渡された骨は
DNA鑑定によると、全くの偽物。

めぐみは今も生きている。

その後も、拉致問題解決の先頭に立ってきた横田夫妻。
今回の面会でどんな会話が交わされたかは不明。しかし会談後、
夫妻は「めぐみが生きている、という確信に変わりはない」と語りました。

白
white

武蔵・野球部、快勝

JR横浜線・八王子みなみ野駅。二十年ぐらい前に建てられた新しい駅。
昔はこのあたり、多摩の原野でしたが、今は清潔な街並み。

駅を出ると坂。その坂を上がって右に曲がり、しばらく歩くと、
見えてきたのは都立・片倉高校。高校野球・春季大会がここで
行われると聞いて、行ってみました。朝十時のプレーボール。

武蔵高校と戸山高校の対戦。どちらも進学校。私は武蔵ベンチがある
三塁側に。やがて試合開始。一回・表、先攻の武蔵は四球とヒットで
二点を先制。試合の主導権を握ります。

その裏、武蔵の守り。背番号11を付けた先発投手。
大きくかぶったフォームからの直球には、威力があります。
ところが戸山の先頭打者が、いきなり右中間に本塁打。
打撃戦になるかと思われました。

ところがここからが見もの。後続の戸山打線を断ち切り、
二回から四回まで無失点に抑えます。一方、武蔵打線は中盤に爆発。
四回に一挙、八点。試合を決めました。

五回、六回と中継ぎ投手が投げ、コールド・ゲームが見えた七回・裏。
満を持して武蔵のマウンドに立ったのは、背番号1を付けたエース。
なんと、右投げのサイド・スロー。

サイドスローは通常の投球より、どうしても球威が劣ります。
とはいえ、コーナーを突けば、打者にはコースを絞りにくい
投球でもあります。

一番打者、三振。次打者、三振。丁寧な投球で、あと一人となりました。
最後の打者も三振かと思われましたが、セカンド・ゴロでゲーム・セット。
終わってみれば15-5。武蔵の快勝。

背番号11の先発投手と、サイド・スローのエース。実は、それぞれ
渋谷教室と新宿教室で、私の教え子。

英語には自信がないのか、二人とも教室の後ろで受講。
けれどグラウンドで見せた頭脳的な投球。余裕の試合運び。
教室とは全く違うその姿に、ため息が出るばかり。

勝ち上がった武蔵・野球部。次はどんな試合をするか気になりますね。
けれど来週から始まる春期講習。もう見に行くことはできません。
二人の投手も、春期講習には参加できないとのこと。
夏が終わってからが、彼らにとっての受験です。

幻
phantasy

お茶の水女子大学附属高校(5)

お茶高生が、お茶大に受かりました。お茶高からお茶大へは毎年、
十名の進学枠があるのですが、一般入試での合格。実力を見せました。

本が好きな彼女。カバンの中はライト・ノベルで一杯。お茶大でも、
日本文学を専攻するとのこと。もう進路も決めてるのですね。

お茶高OGには「伸子」「播州平野」で日本文学史に、独特な位置を占める
宮本百合子がいます。恐らくお茶大・日本文学科では、今も百合子が
残した伝統が息づいてるでしょう。合格した彼女も、その流れに
加わることになりました。

文学は法学、経済学と比し、時空制限を超えやすく、普遍に達しやすい分野。
彼女もそれを予感してるのでしょう。その予感は、決して間違ってはいません。

色
colors

光塩女子学院・高等科(5)

渋谷教室で授業が終わった後、ボックスを片付けてると光塩生。
どうやら合格したようです。

先生、七類に受かりました。

おお。第一志望の東工大にみごと合格。一年間の努力が
結実しました。昨年の今頃、春期講習からの受講。

実は彼女。既に早大・理工に合格を決めてました。けれど、
やはり東工大の結果を見るまでは落ち着きません。冬期講習では
「全部、落ちたらどうしよう」なんて言ってたのだから・・・

第七類といえば生命科学。今、日本が世界を断トツでリードしてる分野。
そこに新たなリケジョの登場! これは楽しみです。

思えば光塩。理系学部には、なかなか手が届きません。ましてや
国立大となると遠のきます。国立大・理系学部に安定して合格者を
送り込めるのは、都内・女子校では桜蔭、豊島岡ぐらい。
JG、雙葉でもなかなか。

その意味では、今回の結果は、後輩の女子たちにとって、
目標とすべき後ろ姿となるでしょう。

第七類の校舎は大岡山でなく、すずかけ台。東急・田園都市線に乗って、
中央林間の手前。第一志望の勉強ができるわけですから、少し遠いだなんて
言ってられません。さあ、これから新しい世界が、彼女の前に広がります。

青
spring blue

國學院高校(3)

國高生が渋谷教室に来ました。授業前。しばらく会わないうちに
スッカリ大人に。若者の成長は早いものです。

聞けば早大・教育に進学が決まったとのこと。第一志望です。
他にも早大・人科、早大・文構と続けて受かったわけですから、
受験としては完璧な結果。早大プレで全国三位だったという話も
頷けるところ。

國高では野球部に所属。夏まで部活に集中した後、
二学期からパッと気持ちを切り替えて、塾に参加。
それだけの時間で合格を勝ち取りました。
これは注目に値します。

冬期講習の頃「野球部に入ったら、早慶戦に出れるね」。
私もあの頃は冗談で言ってましたが、彼は既に早大・野球部に入部届を
出してきたという話。四月から東伏見のグラウンドで練習が始まります。
けれど私大の運動部はハンパじゃありません。
ついていけるでしょうか?

死ぬ気でやります。

どうやら本気。ひょっとしたら数年後、ホンとに神宮球場で
彼の雄姿が見られるかもしれません。出ることになったら、
必ず連絡するように伝えてあります。私は一番に並んで
見に行くことでしょう。

桜
spring

近大が受験者数でトップに

今年度の大学入試で受験者数トップに立ったのは大阪の近畿大学。
7462人増えて10万5890人に。二位は明大、三位は早大と続きました。

農業・漁業での実用的な研究。オリンピックでの近大生の活躍。
そして広くて明るい校舎。かつてのバンカラな近大が、
オシャレな大学に生まれ代わりました。この人気は、
大学側の周到な準備によるもの。当分、続くでしょう。

首都圏の大学が関西圏の大学にトップを明け渡しました。
今、私大の勢力図が大きく変わろうとしてます。時代について
いけない大学は取り残されるばかり。顧客である受験生は、
それをシッカリ見つめてます。

水面
water

進まない震災復興

東北大震災から三年が経ちましたが、復興はなかなか進んでません。
その理由の一つに建設現場の人材不足が挙げられます。

1990年代から全国的に「公共事業=ムダ」が叫ばれ始め、
国家予算の中で公共事業がドンドン削減。ゼネコンはともかく、
地方の中小・建設会社はバタバタ潰れました。

建設会社はピーク時の三分の二にまで減ってます。それ故、
人材も育っておらず、今回のような特需に対応できません。

地方自治体が復興計画に付ける入札額が低いことも、理由の一つ。
採算割れになることから、建設会社が応札せず、予算執行できないことも
しばしば。三兆円を超す国家予算が付けられたはずなのに、
どうなってるのでしょうか?

現在、建設会社は2020年の東京オリンピック後に、
需要があるかどうかを、見極めてるところ。六年後のオリンピックで
終わる特需なら、新しい人材を雇いにくいのが現状。

オリンピック後も恒常的に需要を創ることを、政府が何らかの形で
打ち出さないと、建設会社も人材育成に踏み出すことができません。

色鉛筆
pencils

永遠の0(ゼロ)

昼下がりの渋谷TOHOシネマズ。封切からしばらく経つというのに満員。
評判の高さを窺わせます。百田尚樹・原作の「永遠の0」

戦闘機の操縦では、並ぶ者のなかった宮部久蔵(みやべ きゅうぞう)
一飛曹。なのに「臆病者」という誹(そし)りも。

真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナルと彼は転戦。
その足取りを、現代を生きる孫たちが追いかけます。

CG映像による迫力の再現。ミッドウェーでの空母・火災を、
これほどリアルに描いた映像は、この映画が初めてでしょう。

もっとスゴイのはすさまじい対空砲火をくぐり抜けるゼロ戦・コックピット。
マジック・ヒューズを備えた砲弾が炸裂。その中を歯を食いしばって
突入していく特攻隊員たち。よくぞここまで描いてくれたものです。

最後に流れるサザンの「蛍」。
涙を止めることはできません。

受験も終わり、ヒマをもてあましてる教え子も、実は多いことでしょう。
ディズニー・リゾートの空虚な笑いで自分をごまかすより、
こんな映画を見て、歴史の中の自分を見つめ直すのは、
どうでしょうか。

今の日本の繁栄があるのは、あの時、必死で戦ってくれた先人たちのおかげ。
もちろん戦争へと突き進むきっかけを作った政治家、軍人、メディア人の
大罪は今後も抉り出し、糾弾していくべきです。

けれどいざ戦いが始まり、祖国が危機に瀕した時、そこで生きる
日本人ひとりひとりには、いかにして必死で戦うかしか、
選択肢はありませんでした。

この映画を見て「献身」の意味を考える時、今、遅々として進まない
震災復興への手がかりも見えてくるのではないでしょうか。

0永遠の
eternal zero
プロフィール

ゆめラジオ

Author:ゆめラジオ
ユーチューブとリンク

リンク
最新記事
最新コメント
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学校・教育
121位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
塾・予備校
12位
アクセスランキングを見る>>
カレンダー
02 | 2014/03 | 04
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
検索フォーム
月別アーカイブ