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ボブ・ディラン、ノーベル文学賞・受賞!

ギター弾きながらフォーク・ソング歌ってたボブ・ディラン、
今年のノーベル文学賞、受賞することになりました。
詩人として評価された、ということでしょう。

反体制を歌ってたディラン、自分が権威から評価された
ことについて、どんなコメント出すか、見どころ。

この曲については、私にも思い出。プラハに留学してた頃、
学生の夕べ、何か歌おうということになりました。その時、
誰ともなく、ディランの「風に吹かれて」。

各国から留学生たち。普段、チェコ語、ドイツ語で話してても、
その時は英語で、この曲。まさに世界共通曲。

ディランの代表曲は「風に吹かれて」「天国への扉」。
「洋楽フレンズ」ブログに私訳を掲載。
今の高校生にも聞いてほしい曲。

風に吹かれて
天国への扉

ヴェノナ・ファイル

冷戦後、米ソで機密文書が公開され始めました。1990年代のことです。
そんな時、アメリカ政府が発表した文書が、ヴェノナ・ファイル。
アメリカ政府公認の機密文書です。

その内容は驚愕すべきもの。特に大東亜戦争の頃、ルーズヴェルト政権で、
ソ連・工作員がアメリカ政府中枢で、暗躍したことが明るみになりました。

ルーズヴェルトは人気ある大統領。四選を果たした、唯一の大統領でも
あります。けれど、その姿勢は完全に反日。そして親ソ、親中。
ルーズヴェルトの周囲は、実は共産主義者ばかり。

当時、アメリカ共産主義者にとって、モスクワから受けた使命は、
日本をソ連と戦争させないこと。言い換えれば、日本をアメリカと戦争させること。
日本史に通じた人なら、同じ頃、日本の近衛内閣でも、共産主義者が
モスクワ指令で、対ソ戦・回避を画策、南進論を提唱したことを
思い出すでしょう。ゾルゲ事件です。

日米・共産主義者の動きは的確で、アメリカでは日本への
強硬路線が決定され、日本では南進論が採用されました。

日米開戦の引き金になったハル・ノート。日本政府はハル・ノートを見て、
これ以上の日米交渉はムリと判断。対米開戦を決定。けれどハル・ノートを
書いたのは国務長官コーデル・ハルでなく、彼の部下。

この部下こそ、実は、バリバリのソ連・工作員。日本が戦争に踏み切らざるを
得ない文面を書き上げました。この部下は戦後、ソ連・工作員ではないかと
疑われ、自死。そして、ヴェノナ・ファイルによって、ホンとに
そうだったことが確認されました。

日米戦争は、日米が主体的に決断した戦争というより、それぞれの
共産主義者たちが、モスクワ指令を受けながら、しくんだ政治ドラマ。
「お国のために」と死んでいった、名もなき兵士たちが、
これを知れば、一体、どう思うでしょうか。

戦後、アメリカではジョセフ・マッカーシー上院議員が現れ、
アメリカ社会の中枢に共産主義者が巣食ってると糾弾。
「マッカーシー旋風」と呼ばれました。

マッカーシーは頭のおかしい被害妄想者とみられ、不遇な晩年。
けれどヴェノナ・ファイルによって、マッカーシーの主張が、
正しかったことが裏づけられました。

ヴェノナ・ファイルは、CIAによるソ連の暗号解読、そして非合法な盗聴に
基づいたため、冷戦期には発表できませんでした。それ故、アメリカで
インテリジェンス(諜報)に携わるたちは、共産主義者の存在を
知っていても、沈黙。マッカーシー以外、誰も口にしませんでした。

このヴェノナ・ファイル。現代から見ても、不都合な事実が多く、
アメリカ政府公認であるにもかかわらず、日米のメディア、学会は、
完全にスルー。もっと光を当てるべき文書です。

水族館
aquarium

ハンバリー派

イスラーム世界はカリフ正統性をめぐって大きく二つに分かれます。
スンニ派とシーア派。シーア派は少数派でイラン、そしてイラクの一部。

スンニ派が法解釈の違いから、さらに四つの派に分かれます。
三つは世俗と折り合う教義ですが、一つだけ原理主義を貫き、
過激な教義を報じる一派があります。それがハンバリー派。

コーランの教えを忠実に守ろうと主張する派。カリフ復活を訴えます。
サウジアラビアのアルカイダ、ヨルダンのハマス、シリアのイスラム国(IS)。
これらは全てハンバリー派。成人男子はみな「戦士」。

今回、北大生のシリア渡航を手引きしたとされる日本人イスラーム学者。
彼もハンバリー派に近い人物。ハンバリー派に関する著作もあり、
講演ではカリフ復活を訴えてます。そもそもハンバリー派に
近くなければ、自ら何度もシリアに入国したり、日本人の
若者を現地に紹介できないでしょう。

この五年間、ずっと死に場所を探してきました。

彼はさらっと言います。五年前、生きていく望みがなくなったとか。
けれどイスラーム法で自殺は大罪。イスラーム教徒でもある彼は
法に則り、ジハード「聖戦」で死ぬことを決意。

大学での職を辞し、銃をもってアフガニスタンに渡りました。
そこで死ぬことはできず、さらに危険なシリアに転戦。けれど。

ジハードでは死ねなかった・・・

同じイスラーム教徒を殺したくなかった彼。理想的には、米兵あたりが
目の前に現れ、銃撃戦の最中に斃れたかったことでしょう。
しかし米兵は現れず、空から爆弾を落としていくだけ。
結局、ジハードを諦め、日本に戻ってきました。

イスラーム学者としては日本に比ぶ者なく、海外でも
評価の高い彼。灘高、東大の学歴も申し分ありません。

イスラーム世界を日本に分かりやすく紹介すること。
イスラーム古典を翻訳すること。日本からイスラーム世界への
経済投資を架け橋すること。

アラビア語に堪能。古典も読める彼なれば、死を望まずとも、
やるべきことは山ほどあるはず。でも、それは彼の内面。
誰も立ち入ることはできません。

窓
window

アメリカのイラク空爆

アメリカ軍はスンニ派・武装組織を弱体化させる目的で、
イラク北部を空からピンポイント攻撃。

金曜日のニューヨーク・ダウ。下がるかと思いきや、180ドル以上の上昇。
市場関係者が戦争拡大はないと考えてる証拠。ニューヨーク市場が開く前、
東京市場は大幅下落でしたから、ニューヨークの動きを見て、
来週、東京でも株は上がるでしょう。

とはいえ、上昇は限定的。当分、1万5000円を挟んだ小刻みな動き。
今は市場も夏休み。よほどのことがない限り、毎年、八月に市場が
動いたりしません。

九月初旬の内閣改造。
北朝鮮の拉致調査・回答。
プーチン・ロシア大統領の訪日。

秋に控える、こうした案件こそ、株価に影響を与えます。
それらについて影響を予想し、準備することが個人投資家にも
求められます。取引せずとも、今、戦略を練っておくべきでしょう。

つぼみ
purity

シェンゲン協定

EUで結ばれてる協定。域内・労働力移動の自由を定めてます。
今、EUに行けば、国境移動は、ほとんど自由。昔あったパスポート・
コントロールもありません。

シェンゲン協定により、失業率の高い国から、低い国への労働力移動が
保証されます。分かりやすく言えば、南欧から北欧への人の移動。
それだけなら、まだしも、域外から域内にもぐりこみ、その後、
移動し、労働機会を得ようとする移民が後を絶ちません。

EUには、ところどころ、入国が簡単な地域があって、そこから入り、
ドイツやスウェーデンに移動する移民が今、問題になってます。

EUに入りたいと長年、切望してるトルコ。頑強に反対するドイツ。
トルコがEU加盟すれば、シェンゲン協定により、トルコ人がドイツに
ドッと入ってくるでしょう。トルコ系住民の足場があるからです。

現在、ドイツ国内のトルコ系住民は二割。ドイツ人口が八千万人ですから、
千六百万人。移民は大都市に定住しますから、ベルリン、ハンブルグ、
フランクフルトといった大都市では、感覚的に住民の半数がトルコ系。
三世の時代になってます。

これ以上、増えては、たまらない、というのがドイツ人の本音。
トルコがEU加盟できない理由として、メディアでは、歴史的、
宗教的理由が語られますが、ホンとの理由は移民問題。

欧州のテレビを見れば、移民に関する討論番組が毎週のように
開かれてます。住民参加型の討論番組では、感情が激昂。
失神する女性まで出るほど。移民問題はそれほど複雑で、
社会に傷痕を残す問題。

ドイツだけでなく、欧州各国、どこもそう。移民を受け入れてヨカッタ、
なんて言ってる国は一つもありません。今、欧州に行って街を歩き、
そこのメディアを見れば、たちどころに分かること。

日本は移民など受け入れてはなりません。期限付きで入れても、
期限など、なし崩し。一旦、入れてしまったら、在日朝鮮人のように、
なんだかんだと理屈をつけ、日本人には考えられない要求を始めます。
ましてや、今、入ってきそうなのは中国人。数が増えてくれば、
何をし始めるか、分かりません。

国際社会の冷酷な現実を見つめれば、日本政府が
移民政策など、取り得るはずないことが分かるでしょう。

緑
gentillesse

イラク分割の可能性

イラクの多数派はイスラム・スンニ派。スンニ派の領袖サダム・フセインが
国を治めてた頃、さまざまな問題があったとはいえ、イラクは安定してました。

ところがアメリカがいいがかりをつけ、イラクに侵攻。フセインを排除し、
混乱が始まりました。今から十年前のことです。現・マリキ首相は
シーア派・出身。多数派のスンニ派をまとめられません。

ここにきて北部クルド人が千載一遇の好機とばかり、独立運動を開始。
スンニ派と手を組みました。国際武装組織も加わり、シーア派への
武力闘争を開始。今、イラクは内戦状態。

イラクの隣国イランはシーア派。マリキ首相を後押し。これはアメリカにも
好都合。というわけで、ここにきて宿敵イランとアメリカが
連携するのではないか、という憶測も流布。

いずれにせよ、イラクは今のままではもたず、クルド人、スンニ派、
シーア派で分割される可能性が高まってきました。平和裏に境界線を
引けるなら、分割した方が実勢に近くなるかもしれません。
世界は動いてます。

幻
elements

ポスト構造主義の後

ソシュールが「一般言語学講義」で「言語とは体系(システム)である」と
主張してから、構造言語学が始まりました。言語を構造と捉え、そこには
要素の関係しかない、と主張した構造言語学。

それまでの、ものしり言語学は退場を命じられ,
「サイエンス」に値する客観的な言語学が誕生。

構造言語学が花開いたのがプラハ。プラハ学派の旗手ヤコブソン。
ユダヤ人だった彼はナチス台頭により、欧州にいられなくなり、
アメリカに渡ります。大西洋での船上、彼は人類学者
レヴィ・ストロースの知己を得ます。

ヤコブソンはレヴィ・ストロースに「構造」という概念を伝授。
レヴィ・ストロースはそこから着想を得て、構造を人類学へと当てはめ、
一見、無作為に見える原始社会の人間関係が、実は個人の関係によって
成立する、構造の無数の網の目であることを立証。
それは「構造人類学」となって結実。

レヴィ・ストロースの著作が契機となり、言語学だけでなく、哲学、社会学、
人類学を含む壮大な構造主義が誕生。個人と社会との関係を
構造という観点から見る哲学。

やがて二十世紀・後半、「抑圧」という観点から、構造を批判する人たちが
現れました。彼らは個人が構造に組み込まれた瞬間、
構造は個人を抑圧し始めると主張。

この理論は、他に良い呼び名もなかったので「ポスト構造主義」と
呼ばれました。ポスト構造主義によると、構造が成立した瞬間に、
構造は抑圧装置に変わります。

それ故、構造を絶えまなく、ずらし、抑圧の契機をその都度、摘み取って
いくことが大切だとポスト構造主義の面々は説きました。このように、
構造を絶えまなく、ずらしていくことを、デリダは「脱構築」
(デコンストラクション)と命名。

折しも、ソ連・消滅によって、共産主義の終焉、資本主義の勝利が
祝福された時代。資本主義の絶えまない変化、差異の無限増殖を
説明する時、ポスト構造主義の理論は非常に有効。
一世風靡しました。

けれどポスト構造主義。デコンストラクションによって抑圧をなくすのは
良いとして、一体、どこへ向かって、ずれていくのでしょうか?
そのずれに主体性はあるのでしょうか?

現代社会が変化して(ずれて)いく方向を、予想・計画することはできません。
予想・計画できないからこそ、自由が保証されます。デコンストラクションを
標榜することは、予想・計画を放棄すること、つまり理性を放棄すること。

一方、高度に発達した現代社会で、理性なしに生きていくことは
できません。現代社会を営むためには、理性なしには不可能。
ここに大きな矛盾が生じます。

この矛盾に突き当り、ポスト構造主義の面々は沈黙。そして今、
ポスト構造主義の無力を後目に、世界のあちこちで、
なんと保守主義、民族主義が台頭。

自分が生まれた場所を大切にしよう、民族に誇りを持とうという哲学。
まるで二十世紀・前半の趣き。ハイデガーかと見間違えるほど。

二十一世紀になって数十年。ポスト構造主義の後、新しい哲学が
出てこない間、先祖返りのように保守主義が勢力を伸長。
この先祖返りが、良いことか、悪いことかは、
今はまだ判断できません。

波
infinity

ベトナム漁船、南シナ海で沈没

ベトナム漁船が南シナ海で、中国船に衝突され沈没。十名いた乗組員は、
近くのベトナム船に救助されて無事。今回、衝突してきた中国船も表向き、
漁船。けれど、魚を取りに来た漁船が衝突するなど、普通あり得ません。

衝突事故は今月初旬にも発生。中国の海洋警察船がベトナム船に衝突。
中国船がベトナム船・後方から衝突する映像を見て、四年前の尖閣事件を
思い出した人も多かったでしょう。四年前、中国は日本船が後ろ向きに
衝突したと主張し、世界の失笑を買いました。

今回、日本の海上保安庁からベトナム政府に、中国船が近づいてきたら、
映像を録画するようアドバイスがあったようです。ベトナム政府は、
そのアドバイスに従い、中国の攻撃性が全世界に流出。

もちろん中国はベトナム船が衝突してきたと主張。その回数、なんと
百七十一回。その映像はないのでしょうか。「南京大虐殺・三十万人」と
同じメンタリティがここに見られます。中国人の話など、信じてはなりません。

日本の周囲に日本国憲法が謳う「平和を愛する諸国民」など、
どこにもいません。平和を愛さない諸国民ばかり。

その諸国民に力がない場合、憲法の建前も通用したのでしょうが、
中国や朝鮮半島の明らかな攻撃性に対して、今、日本人は憲法を
考え直す時にきてます。一体、護憲派の人たちは、中国の横暴を前にして、
それでも「話し合いで解決しましょう」と言うのでしょうか?
中国人がほくそ笑むだけでしょう。

自国にシッカリした軍事力があってこそ、相手国も警戒し、行動を抑制。
戦後、数十年間、日本が平和だったのは、憲法九条があったからではなく、
ひとえに在日米軍、そして自衛隊の存在があったからです。

その存在あってすら、北朝鮮は憲法の隙間をついて、拉致を実行し、
涼しい顔。日本人は、どうして声を上げないのでしょうか。

アジアで人民解放軍に対抗し得るのは日本の自衛隊のみ。
人民解放軍に対抗できないアジア諸国の間に、日本の軍備増強を
望む声は、日増しに強まってます。日本が軍備増強して困るのは、
中国と朝鮮半島だけ。

中国は毎年10%を超える軍拡を二十年間、続けてきました。
あと十年で、予算規模では米軍を超すとの試算。

北朝鮮も自国民を飢餓にさらしながら、核開発、ミサイル開発を続行。
あと三年で、アメリカに届くミサイルを完成させるとの試算。

こんな状況を前にして、日本に軍備は必要ないとはどういうことでしょう。

核戦争を除外するなら、現在の海戦は、潜水艦、哨戒艇の力で決します。
戦艦や空母は実は、あまり役に立ちません。そして潜水艦の分野で、
日本の自衛隊は世界トップ。原子力潜水艦を保有する米軍をも凌駕。
それ故、人民解放軍が今、どれほど軍拡しようと、自衛隊・幹部は悠然。
中国人が核を使わない限り。

もちろん中国も日本の潜水艦の実力を分かってますから、
日本には海でなく空から触手を伸ばしてくるでしょう。昨年末、
中国が一方的に防空識別圏を設定し、先週、中国軍機が自衛隊機に
近接行動を取ってきたのも、その表れです。

鼻
fleurs

ロシア、クリミア半島を編入

これまではウクライナ帰属だったクリミア半島。ウクライナ政変を受け、
ロシアが編入すると発表。これに西欧諸国が反発。

クリミア半島は十七世紀からロシア領土。十九世紀半ば、
ロシア軍と英仏軍が血みどろの戦闘を繰り広げたのも、ここ。

クリミアにはロシア兵の墓がある。

こう述べるプーチン大統領の言葉に、大半のロシア人は頷くはず。
G8から外すぞ、という西欧諸国からの恫喝にも
「それなら、それで構わない」。

領土変更という歴史問題と比べて、G8がどうのこうの、
というのはあまりにも些末なテーマ。ロシアはそこをシッカリ
見据えてます。クリミア半島・情勢はロシアの思惑通り。

そんな中、中国が動き始めてます。西欧諸国には、ロシアが
抜けて空席になった一国を中国が占めるべきだと水面下で工作。

ロシアには、西欧諸国が背を向けても、中国はロシアの味方、
と囁いてます。中国お得意の二股外交。

中ロの接近は日本にとって、非常にマズイ。G7の地位は相対的に
低くなり、ロシアという後ろ盾を得た中国が東アジア、南アジアで、
好き放題し始めるだろうからです。尖閣問題がすぐにヒート・
アップするでしょう。

幸い、安倍首相とプーチン大統領は今、肝胆相照らす仲。
プーチン大統領が心許して話せる首脳は、安倍首相だけ。
現代でも、外交の最前線は、首脳の相性で決まったりするもの。

ロシアを孤立させたり、中国と連携させるべきではありません。
日本政府は表向き、G7に同調する姿勢を見せながらも、
ロシアとのパイプは保っておくべきです。

日ロの関係強化によって北方領土が返還されれば、一石二鳥。
ロシアとしても、今なら北方領土を日本に帰すことによって、
領土的野心がないことを世界にアピールできるチャンス。
日ロの利害が一致。ここは動くべき時期です。

白花
innocense

ウクライナ情勢

ウクライナの東と西は言語も宗教も違います。西はウクライナ語で
カトリック。東はロシア語でロシア正教。

政治や経済が強いうちは、まとまれたのですが、ソ連がなくなり、
政治の軛(くびき)が取れた後、経済破綻によって分裂の危機に。
金の切れ目が縁の切れ目です。

オリンピックのために多くの警備をソチに回したロシア政府。
オリンピックが終わった途端、早速、ウクライナに軍を向け始めました。
ロシア軍の前にウクライナ軍はひとたまりもないでしょう。

日本政府としては、北方領土・問題の進展のために、現在、
ロシア政府とは良好な関係を維持したいところ。アメリカの
オバマ大統領は、憂慮を発表しましたが、日本はこれまでのように
ホイホイと追従することはできません。

首相官邸も外務省も、その点については分かってるようで、
ウクライナ情勢について積極的なコメントはなし。
当分、静観する他はないでしょう。

お菓子
spring

ソチ・オリンピック、開幕

ロシア南部の街・ソチで冬季五輪が間もなく開幕します。
先進国・首脳の中で唯一、日本から安倍首相が出席。
ロシアの新聞も大きく伝えてます。

二月七日と言えば、北方領土の日。安倍首相は式典に出席した後、
飛行機を飛ばしてソチへと向かいます。時差がありますから、
このスケジュールでも、何とかなります。

ソチでは安倍首相とプーチン大統領との会談も予定。
安倍・プーチン会談はこれで五回目。就任して一年ほどの安倍首相は
プーチン大統領との間でこれほどの関係を築き上げました。
これは見上げた功績でしょう。

もちろん語られるのは北方領土・問題。今年中にプーチン大統領の来日も
予定されてて、北方領土・問題が一気に進展する可能性が出て来ました。

資源の豊富なロシア。技術力のある日本。この二国が手を組めば、
慌てるのは挟み撃ちにされる北朝鮮。北朝鮮・当局者は今、
インテリジェンス(諜報機関)を総動員して、日露関係の
行方を注視してるはず。

北朝鮮への無言の圧力は、拉致問題の進展も促します。第一次・内閣の後、
長く続いた浪人時代にも、拉致問題に取り組み続けた安倍首相。
ロシアとの友好関係の向こうに、拉致問題を見てることは
間違いありません。

自然
nature

イラン核協議

ジュネーブで開かれた核協議。アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、
中国の国連・常任理事国。そしてドイツとイランを加え、七カ国で
行われました。協議後、イランが核開発を縮小するかわりに、各国が
イランに行ってる経済制裁を一部、緩和することが決定。

イランは今後も核濃縮を継続。これにイスラエルのネタニヤフ首相が
猛反発し「歴史的な過ちとなるだろう」と警告。

我が国はイランへの単独行動も辞さない。

ネタニヤフ首相がこう述べるのは、今回が初めてではありません。
彼の兄は「エンテベの勝利」で有名なネタニヤフ中尉。
イスラエルの英雄です。その兄を持つネタニヤフ首相。
フラフラした態度は取れません。

中東では今、シリア問題が全く解決してません。これにイスラエルと
イランの対立が加われば、情勢は決定的に悪化。

これまではアメリカ大統領が「まあまあ」とイスラエルを宥めるのが
普通でしたが、今、オバマ大統領はイスラエルに全く冷たい態度。

イスラエル・ロビーの低下を見て取ることができます。国際金融資本を
バックに力をふるってたイスラエル・ロビー。ところが、
リーマン・ショック以降、その力は確実に下がってます。

鐘
December

スノーデン事件

エドワード・スノーデンというCIA元・契約社員がCIAの違法な
諜報活動を香港で暴露しました。六月のことです。
彼は結果的にロシアへの亡命を果たしました。

このスノーデン。高校も卒業してない人物。恐らく一人で
コンピューターにのめりこんだオタク。けれどコンピューターを
扱う技量は天才的。その腕を買われてCIAに採用された模様。

とはいえ契約社員であっても、CIAに採用されるためには、
嘘発見器にかけられ、身辺調査も行われます。オタクだった
スノーデンには、つくべきウソも、摘発されるべき反体制的な
交友関係もなかったのでしょう。

ところがCIAに勤務してるうちに、他人の通信を覘き見する
仕事に嫌気がさし、今回の暴露に及びました。諜報に関わる
事件だけに謎が多く、スノーデンが現在、ロシアで
どう暮らしてるのかも不明なままです。

ノルウェイの森
winter forest

フィリピンで活躍するオスプレイ

今月、フィリピンを直撃した台風三十号。
史上稀に見る強さの台風は、風速90mを超え、
被災者は数百万人に上ってます。

この惨状を前にして、沖縄からオスプレイが飛び立ち、
救援活動に従事。滑走路を必要としないオスプレイ。
現在のように陸路が塞がり、空港・滑走路が使えない状況で、
八面六臂の活躍。

しかもオスプレイ。ヘリコプターでなく輸送機ですから、
重いもの、かさばるものもドンドン運べます。
これが人道支援でなくて何でしょう。

沖縄でオスプレイ反対のデモをやってた人たちは今、
この光景を見て、どう思ってるのでしょうか?

冬のベンチ
winter bench

アラウィ派

リビアでは今も政府軍と反政府軍の悲惨な内戦が続いてます。
八月にはアメリカによるアサド政権への軍事介入が検討されましたが、
イギリス下院などの反対により頓挫。戦闘状態は今も継続。

アサドの父親である初代・アサドの時代に、シリアでは
「アラウィ派」という宗派が実験を握りました。現・アサド政権も、
もちろんアラウィ派。アラウィ派はイスラム・シーア派の一派と
報道されてますが、キリスト教の流れも汲む土着宗教。

アラウィ派は初代・アサドの時代にシーア派に資金をつぎこみ、
それによってシーア派に入れてもらった経緯があります。
現在、シリア人口の12%。決して多数派ではありません。
シリアの多数派はイスラム・スンニ派。

アラウィ派、イスラム・スンニ派、そして13%ほどいるキリスト教徒が、
それぞれ他宗派を同じ国民と見ることはなく、それ故、
化学兵器の使用にも躊躇(ちゅうちょ)がありません。
ただし、今回、化学兵器を政府軍が使用したのか、
反政府軍が使用したのかは、まだ分かってません。

報道によると、アサド政権を応援してるのはロシア、中国。
けれどホンとの味方はイラン。そしてレバノンのヒズボラ、
パレスチナのハマス。彼らからの支援がある故に、
アサド政権は今も強気の姿勢です。

紅葉
red

CIA、メルケル首相の携帯電話を傍受

ドイツ政府は、CIAがメルケル首相の携帯電話を1999年(平成7年)から
十年間に亘って傍受したと抗議。メルケル首相も個人的にオバマ大統領に
連絡。オバマ大統領は「自分は知らなかった」と返答。

「同盟国なのに、この扱いはヒドイ」とメルケル首相。とはいえ、
こんな抗議も恐らくヤラセ。各国首脳の携帯電話が傍受されてない方が
おかしいでしょう。しかも日本、ドイツはアメリカにとって、
第二次・世界大戦の敵国。七十年近く経っても、その状況は、
変わりません。日本の首脳にも似たような傍受が行われてるはず。

敵国かどうかに限らず、現在、携帯電話の傍受など当たり前。
個人にもそれは言えます。ホンとに大切なことは、
会って話すべきでしょう。

森
forest

オバマ・ケア

日本では誰もが当たり前のように受けてる医療。その背景には、
皆保険制度があります。安い保険料で医療が受けられる制度。
全員で薄く広く医療をカバーし合ってます。

こんな制度は日本にしかありません「お互いさま」「お世話になります」
という日本人のメンタリティが最高の形で制度に結実。
私たちは皆保険制度を、もっと世界に誇っていいでしょう。

さて「弱者の味方」を掲げて当選したオバマ大統領。
医療改革を公約の一つにしました。
「オバマ・ケア」と呼ばれます。

アメリカでは無保険者が約五千万人。無保険の場合、一回の手術代が
数百万円という例もザラ。保険に入ってても、受診できる病院と、
そうでない病院があるという信じられない状況。

誰でも医療を受けられるように提案されたオバマ・ケア。
けれど「小さな政府」を掲げる共和党が大反対。
全く頓挫(とんざ)してます。

米国債デフォルト問題も、下院・与党の共和党がオバマ・ケアを
否決したことから発生。デフォルトは回避されましたが、オバマ・ケアが
下院で可決される見込みは今のところ、ほとんどありません。

金木犀
scent

シリア情勢

シリアで化学兵器が使われたという理由で、アメリカの
オバマ大統領は、軍事介入も辞さない構え。状況しだいでは、
今週中に戦争に発展する可能性も。

アメリカは十年おきに戦争がないと、経済がもたない国。
十年前の2003年(平成15年)にもイラク戦争が起きました。
理由は「イラクに大量破壊兵器がある」というものでしたが、その後、
そんな兵器は全くないことが判明。アメリカ政府は謝罪もしませんでした。

イギリス議会が今回、アメリカと同調しないと決定したのも、
イラク戦争がイギリス国民の間で承認されてないからです。
これを受けて、アメリカ政府は単独行動の可能性も示唆し始めました。

小規模なものであれ、戦争になれば、株価は下がり、
円は安全資産ということで、買われます。円高になると、
ますます株安が進むでしょう。

週末には五輪・開催地が発表されます。東京招致を見込んで、
株式・信用買いでもやってみたいところ。要するに、お小遣い稼ぎ。
けれどシリア情勢を考えれば、慎重にならざるを得ませんね。

にんじん
carrot

イスラエルとイラン

イスラエルとイランとの間で緊張が高まってます。イスラエルは
イラン国内での核開発を自国存続に関わる問題とみなし、
先制攻撃も辞さない構え。

今、アメリカでは大統領選挙前で、親米イスラエルは普通、
このような時期に、軍事行動を起こさないはず。ですが今回は、
大統領選挙前に、あえて事を構えることによって、アメリカを
動かしやすくしようという判断があるようです。

イスラエルは既に、イランからの報復攻撃への準備を始めてます。
イランは化学兵器を使うでしょうから、防毒マスクを国民に
配布し始めてます。事態はそこまで来てるのでした。

では個人投資家の私たちは今、どうするべきでしょうか。

当然、輸出企業への投資は控えるべきでしょう。投資対象は
電鉄会社やREITといった、国内型に限定すべき。

信用取引も、その時期ではありません。株価が急落しても
大丈夫な資産株だけを現物保有しましょう。

ただし、イスラエルの攻撃が万一、起きても、大きくは発展せず、
短期で終わるでしょう。報道によると、イスラエルのシナリオでは
「戦闘期間は一カ月・自国の死者は五百名」だとか。

もし信用取引をしたいのなら、今は現物で保有し、攻撃が起きた場合、
株価急落を見定めて、その時、勝負に出るべき。
ただし、時期の見極めは難しいでしょう。

もし攻撃が起きなかったら?

その時は、現物株の上昇だけで我慢しましょう。備えたことに
意味があります。未来の危機に備える癖を付けておけば、何度かは
外れても、ホンとに危機が来た時、シッカリ対応できます。

備えをして外れても、儲けが少なくなるだけで、
市場から撤退を命じられるわけではありません。

一方、備えをしないなら、何度かは儲けられても、イザという時、
危機の波をモロに被り、スッカラカンに。市場に向き合うなら、
市場から撤退させられず、混乱時でも市場に参戦できるように
常に態勢を整えておくことが大切です。

滴
autumn drop
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